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クエンカ•パナマハット

クエンカパナマ帽のスタイル

 

トキア草 パナマ帽子 パナマハット エクア・アンディーノ クエンカ
トキア草 パナマ帽子 パナマハット エクア・アンディーノ クエンカ
 
クエンカとは標高2500mに広がる穏やかな町です。
町並みが広がり、訪れる観光客の言葉を一つ残らず
驚きのため息に変えるほど絶景が広がっています。
 
そんな街で作られるパナマハットの
伝統的な作り方を紹介していきましょう。
トキア草 パナマ帽子 パナマハット エクア・アンディーノ クエンカ
トキア草 パナマ帽子 パナマハット エクア・アンディーノ クエンカ
  セラミック芸術品や木彫りの雑貨等、感動の一品が生まれ続ける町で編み出された技術がエクアンディーノを支える網手法の一つです。家族以外には伝授されず、中でももっとも編むのが上手い編手がさらに伝授していくシステムは自然に高品質の製品を生み出す文化になっています。どのパナマ帽も編み始める際は天辺の中心部からとなります。高い品質の製品はトキア草の細かさにともない天辺にある円の数が自然に増え、通常の品質はこの円が10周あるが、品質によりこれらは30周にも及びます。編子は伝授された方法で帽子を作ります。クエンカで生産されるパナマ帽の大半は女性により作られるものであり、編子は全員パナマ帽生産ともう一つ別の家業を担当しています。地域により内容が異なるが、家業は農業や水産業が大半だといいます。平均的に1週間2つ~3つの帽子を編み上げるため、年間で約100~150個の帽子を一人で作ることとなります。
 
トキア草 パナマ帽子 パナマハット エクア・アンディーノ クエンカ
トキア草 パナマ帽子 パナマハット エクア・アンディーノ クエンカ
トキア草 パナマ帽子 パナマハット エクア・アンディーノ クエンカ
 

編が終わり次第、余ったトキア草は適当な長さで切られ調整されます。後、製品のスタイルや色によって次のステップが異なります。左上の写真は白の色までトキア草の色を落とすために使用する特殊な液体に浸かったパナマ帽の写真です。一回に300個もの帽子を扱うものもあれば、600個を超える入れ物もあります。近年注目されている明るい色のパナマ帽の鮮やかな色合いを実現するのには欠かせないステップとなっています。 脱色後各帽子を広げ太陽の下で乾かす作業があります。一度乾いた製品はその後色をつけるものとつけないものに分かれます。近年好評のカラーパナマハットは、ドイツから取り寄せている特殊なオーガニック素材を使用したカラーをお湯に混ぜ帽子を30分ほどつけ、上中の写真の場合帽子の広は少し明るめの青色になります。着色の作業が終わったものは再度乾かし均等に色が染まっているかが確認されます。パナマ帽の有名な形はトキア草の柔軟性にあるといわれています。着色をしたものやそうでない製品も上右の写真のように上下からハンマーの様な鉄を機械で動かし一度に10個から20個の帽子を左の写真のように叩く作業があります。これをすることにより糊や色の成分で固まっていたトキア草が柔らかくなり型にいれる作業がよりスムーズに進みます。

 
トキア草 パナマ帽子 パナマハット エクア・アンディーノ クエンカ
トキア草 パナマ帽子 パナマハット エクア・アンディーノ クエンカ
トキア草 パナマ帽子 パナマハット エクア・アンディーノ クエンカ

製品や型によって今後のステップは異なる場合がありますが、通常幅広い製品は全てここまで紹介したステップを終え製品化されています。最後に大切なのがパナマ帽のシグニチャーでもあるその形です。製品により異なる型を使用し、熱したフライパンのような機械で約30秒ほど固定し、焼けどしそうな熱気の中完成するのがEcua-Andinoのパナマ帽子です。 クエンカではその周辺から集められた編たての帽子の色を抜き新たに着色させ最後にバンドを縫い付ける作業まで行っています。各作業を担当する者の技量が少しでも欠けていてはこの品質は実現不可能でしょう。各自に伝授された技術を最大限に生かし、バトンを渡すかのように次の職人に渡して行くことこそがパナマハットの特徴です。年間何千ものパナマハットを作りEcua-Andino本社で製品化されています。
 
パナマ帽子はそのファッション性だけでなくその作り方も含めて楽しむものです。皆さんもぜひ長年の熟練された職人の技術から作り出されるパナマハットの深みを感じ取ってみてください。